山男、船造りに感動!!
静岡の三保造船所へ見学に行ってきました。
この見学は、雇用促進協会の研修の一つで、
高年齢者を積極的に雇用している事業所を見学させていただき、参考にしようというものです。
山国育ちの私にとって、海への憧れは大きなものがあります。
まして、船造りを間近で見学できるとあって大変楽しみです。
静岡に入り暫くすると、清水港が迎えてくれます。
やがて三保の松原を右手に見ながら進むと、今回の目的地の三保造船所に到着です。

船造りの流れの説明を受けた後、実際に作業現場の見学です。
造っている船は、鮪延縄漁船、鰹一本釣漁船、海外旋網漁船、調査船、実習船等、またODAの無償資金協力船と様々です。
早速驚かされたことは、鋼板こそ機械で切削するものの、その後は全て人の手作業で造られていくということです。

特に、船体の曲げ加工は火で熱し水で冷やしながら曲線を造っていきます。

まさに職人技です。

この技術を習得するには、約10年の経験が必要とのこと。
その為、人間の技術が生命線である為、高年齢者が活躍できる職場なのでしょう。
実際、ベテランの方が活躍されている中、若手の方も多く見られました。
しっかり技術の伝承もされているようです。
気になる船体のお値段は、数十億円とのこと。
船の製作開始から10ヶ月から1年で引渡し、保証期間は1年。
鮪船は、漁に出ると2年は帰港しない為、保証期間の1年内に船体のトラブルがおきると出向いていかなければならないようです。
全てにおいてスケールが違います。
加山雄三の‘海よ俺の海よ、大きなその・・・’を口ずさみながらの見学はあっという間でした。
心配された天気も、時折雲間から青空が覗き、絶好の見学日和となりました。
人の技術力で勝負する三保造船、
故に人財育成に力を入れ、社員の定着率も高いようです。
今年度の新卒採用は、超売り手市場ということもあり大分苦戦されているようですが、
人事担当の方からは、我々の地元の工業高校へのアプローチを匂わす発言がでるなど、強い意気込みが感じられました。
採用となると私もうかうかしていられません。
様々な面で、勉強となる研修でありました。