3月11日
甲府のある県立高校で、卒業式が開かれました。
一般的には、3月1日が県立高校の卒業式なので、おそらく一番遅い卒業式だった
のではないかと思います。

昭和の中ぐらいに建てられたと思われる体育館、校舎。
3月とはいえ、寒さが厳しいなか、温風を噴出す大型ヒーターが4台ほどフル稼働して
いましたが、隙間風の防ぎようもありません。今年の暖冬が、味方してくれました。
130余名の卒業生たちの中には、在籍8年という方もいたそうです。
式の間中、卒業生のお子様でしょうか、会話している声が聞えまていました。
在籍8年?子ども?・・・
そうなんです。
定時制課程と通信制課程の合同卒業式でした。
「高校高校いうなよ!お母さんだって高校卒業していないじゃないか。」
反抗期を迎えた息子の一言に、「一念発起して入学しました・・・
あきらめない、努力し続ける後姿を見てもらいたい!]
そんなふうに卒業文集につづっていた、お母さん生徒さんも、いました。
色々な思いの中で、入学し、働きながら学んできた数年間。
人一倍の苦労や支えてくれた方たちへの感謝の言葉が絶えませんでした。
先生方も、他の学校では得られない多くのことを学びながらの日々だったようです。
「考え方が変わりました。」そうおっしゃりながら、涙する先生方も輝いていました。

入学時70数名いた通信制過程の同期生のうち、
今回の卒業は20数名だったそうです。
この数字が語っていることをしっかり受け止めたいと思いました。
だからこそ、卒業した皆さんには、もう一度、万雷の拍手を送りたいと思います。
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